【もとみやSMILEプロジェクト】福島県本宮市で田植え作業をしてきました
5月20日(土)~21日(日)の2日間、福島県本宮市に「もとみやSMILEプロジェクト」のメンバー5名と公募の学生9名で訪問し、古代米の田植え作業を行ないました。このプロジェクトは、東日本大震災の原発事故によって、風評被害を受けた本宮市を活性化させることを目指して活動しています。
20日(土)は、市役所に到着後、本宮市長である高松義行市長をはじめとした市職員の方々に、歓迎会を開いていただきました。また、放射能の説明や本宮市の現状と検査体制についてなどのお話を聞き、どのような影響を受けたのか理解を深めました。その後、新しい試みとして実施したのが、本宮市内のフィールドワークです。3つのグループに分かれて事前に訪問する場所を決めたことで、当日は地元の様々な年代の方々と交流することができ、本宮市民のあたたかさに触れることができました。その日の夕食は、それぞれの民宿先で地元野菜を使用した夕食をご用意してくださいました。農家民宿に泊めさせていただくのがこのプロジェクトの特徴であり、本宮市をさらに知れる貴重な機会になっています。
21日(日)は、農家民宿の方や本宮若手農業団、本宮高校の生徒の方々と一緒に、古代米の田植えとマーガレットファームの農作業を行ないました。朝は雲があり天候が危ぶまれましたが、作業が始まる頃には日差しが降り注ぎ、田植えに相応しい日でした。田植えが初体験だった学生が多く、体験したことのない土の感触や慣れない土壌での作業でしたが、地元の方々と交流しながら、楽しく作業する様子が見受けられました。
当プロジェクトの活動の様子を見て、少しでも本宮市に興味を持っていただき、地元食材の安全性を知っていただけたら幸いです。
また、今回の訪問や今後の活動で体験したこと、感じたことや本宮市の想いを発信していき、多くの方に本宮市に行ってみたい!本宮市の食材を食べてみたい!と思って頂けるよう、活動していきたいとおもっています。
〈問い合わせ先〉
夢をかなえるセンター 連携教育推進課
renkei@mail2.sagami-wu.ac.jp