「海外に子ども用車椅子を届けよう!プロジェクト」がタイを訪問しました

3月17日(日)から3月23日(土)の7日間、海外に子ども用車椅子を届けよう!プロジェクトのメンバー4名と当プロジェクトの活動を支援する教員アドバイザーがタイのチェンマイとバンコクを訪問しました。

タイに到着したプロジェクトメンバーの最初の目的地は、チェンマイにある巨大なピアノの形をしたRICDです。

RICD(Rajanagarindra Institute of Child Development)とは、タイの王室が支援する、障害を持つ子ども達に音楽・アート・感覚を用いたケアや教育を行う総合型福祉施設です。当プロジェクトは、この施設に車いすを寄贈しました。

子ども用車椅子がどのように子ども達に届けられているのか、現地ではどのような車椅子が必要とされているかを学ぶため、この施設を訪問しました。

施設見学の前に、当プロジェクト発足の経緯や活動内容について、英語でのプレゼンテーションを行いました。私たちメンバーにとって英語でプレゼンを出来たことは良い経験となったほか、RICDについて学ぶ一方でなく、当プロジェクトについても知って頂くことができ、お互いの活動について理解を深めることにも繋がりました。

見学時には、車椅子のフィッティングを実際に行いました。身体のサイズを正確に計測し、その子の特徴や好みに合った車椅子を選定、清掃を行い、やっと車椅子に乗ることが出来ます。車椅子を直接届けることができ、そのやりがいと達成感を感じ感動しました。

とても内容の濃い時間を過ごし、国内の活動だけで体験することの出来ない経験を積むことができました。RICDで学んだことを、訪問が叶わなかったメンバーにも共有し、これからの活動に活かしていきたいと思います。

RICD職員の方との集合写真

プロジェクトについて英語でプレゼンをしている様子

車椅子のフィッティングのため身体のサイズを計測している様子

サイズの適した車椅子を清掃・整備している様子

車椅子を贈呈し、プレゼントを渡している様子