【もとみやSMILEプロジェクト】マーガレットファームで農作業体験をしてきました

7月15日(土)~16日(日)の2日間、福島県本宮市に「もとみやSMILEプロジェクト」のメンバー3名と学内公募で参加した学生8名の計11名で訪問しました。このプロジェクトは、東日本大震災の原発事故によって、風評被害を受けた本宮市を活性化させることを目指して活動しております。

15日(土)は、マーガレットファームに到着後すぐに農作業体験をしました。アスパラガスやなす、ピーマン、じゃがいも、ズッキーニなどの夏野菜を中心とした作物を収穫することができました。アスパラガスを栽培するハウス内は湿度が高く保たれており、作業を終えてハウスの外に出たときは、普段の生活では猛暑だと感じるはずの温度が少しだけ涼しく感じました。農作業後はみずいろ公園に移動し、なないろ市というイベントを見学させていただきました。

そこでは、その日に採れた新鮮な野菜や様々な加工品が販売されていました。この日は早朝に雨が降った影響で公園に訪れる親子連れは少なかったですが、翌日のお昼過ぎに伺うと、たくさんのテントが張ってあり、非常に賑わっていました。

16日(日)は、本宮市民元気いきいき応援プラザ「えぽか」に集合し、前日収穫した野菜を使用して、料理教室を実施しました。地元の本宮高校の生徒さんと一緒になって、農家民宿の方々に福島の郷土料理である、みそかんぷらというじゃがいも料理とちまきをはじめとしたさまざまな料理を教えてもらいながら作りました。一般的に思い浮かぶちまきは野菜やきのこを入れて味つけされた中華ちまきだと思いますが、福島県では、何も味付けせずに加熱してから、砂糖ときな粉を1:1の割合で混ぜたものにつけて食べます。食べる前は甘いちまきに抵抗を感じましたが、お餅のような感覚でとても美味しかったです。その他にも、太く立派なアスパラガスを天ぷらにしたり、夏野菜をたくさん使用したスープを作ったりと、どれも新鮮な食材を使用した料理で美味しかったです。また、自ら収穫した野菜で作った料理は、普段の食事よりも少し手が込んでいるようで特別な感じがしました。

私たちのプロジェクト活動に少しでも興味を持ってもらい、本宮市に行ってみたい、知りたいと思って頂けたら幸いです。

今後はコロナ禍で活動できなかったことを少しずつ復活させ、本宮市での取り組みや様子を発信していき、本宮市の良さを多くの方に知って頂けるよう活動していきたいと思います。

    
    

〈問い合わせ先〉
夢をかなえるセンター 連携教育推進課
renkei@mail2.sagami-wu.ac.jp