「Sagamiチャレンジプログラム」には、多くの学生が参加しています。
「どういった経緯で参加を決めたのか?」「参加してみて実際どう感じたのか・何を学んだのか?」
これから参加を検討してみようと思う方はもちろん、既にSagamiチャレンジプログラムに取組んでいる在学生の方。
先輩の経験談をぜひ参考にしてください!

管理栄養学科 3年生 Sさん

Q1.所属しているプロジェクトについて教えてください。

私は、群馬県富岡市の郷土料理である「おっきりこみ」や富岡市の魅力発信を行うことを目的とした「おっきリンピック宣伝部」に所属しています。

Q2.活動を通じて身に付けたスキル、能力を教えてください。

計画力スケジュール管理能力を身につけました。

Q3.上記であげたスキルにまつわるエピソードを教えてください。

「おっきリンピック宣伝部」では、クイズ動画制作、群馬県富岡市への訪問などのイベントを企画・運営してきました。どのイベントにも共通して重要なことは、スケジュール管理と報告・連絡・相談。私を含め多忙なメンバーが正課外活動に充てられる時間はとても貴重なものなので、打ち合わせは短時間で充実した議論ができるよう意識して計画しています。さらに議事録の作成や進捗の共有を徹底することで、メンバー全員が主体的に参加できる環境づくりを大事にしています。
リーダー就任後は、対面での活動が緩和されてきたこともあり、富岡市の方々とより密に連絡を取り合うようになりました。このとき、市が私たちに求めることと私たち学生が取り組みたいことをすり合わせることの重要性を感じました。Web会議システムやメールでのやりとりを継続的に行い、学生の自己満足ではなく市のニーズに寄り添った活動ができるよう目指しています。

子ども教育学科 4年生 Nさん

Q1.所属しているプロジェクトについて教えてください。

電気が流れるインクが入ったペンを教材として小学生に理科の楽しさを伝える講座を企画・運営している「電子回路ペン体験講座プロジェクト」に所属しています。

Q2.活動を通じて身に付けたスキル、能力を教えてください。

コミュニケーション力指導力を身につけました。

Q3.上記であげたスキルにまつわるエピソードを教えてください。

大学1年生の時には、対面で小学生に講座を実施しました。小学生が理解できるような説明の仕方を先輩に教えてもらい、講座当日は先輩に教えてもらったことを実践したり、先輩が小学生にどのように話しかけているかを実際に見て学びました。大学生の私たちには、電気の基礎知識をはじめとする理科の知識は当たり前に身についていますが、小学生にとってはあやふやな場合もあります。そこで、それらの知識をどのように伝えるか、思い出してもらうかを考えることができました。2年生になってからは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンラインで講座を実施することになりました。画面越しでは生徒の手元を見ることができず、 表情も分かりづらくなってしまいました。そのため、パワーポイント資料を作り、図で説明するなど分かりやすく伝える工夫を行いました。これらの取組みを通して、子どもの喜ぶ顔や、楽しそうな顔を見ることができました。子どもと接する体験や、教えるために試行錯誤したことは、小学校教員として働くために重要な経験になったと思います。

健康栄養学科 3年生 Wさん

Q1.所属しているプロジェクトについて教えてください。

本学がある神奈川県相模原市の友好都市、岩手県大船渡市で震災当初からボランティアを続けている「復興支援学生ボランティア委員会」に所属しています。

Q2.活動を通じて身に付けたスキル、能力を教えてください。

主体的に課題に取り組む力を身につけました。

Q3.上記であげたスキルにまつわるエピソードを教えてください。

委員会10周年のための記念誌制作の活動が自分を成長させることが出来たと思います。制作した記念誌は、企画から構成決め、デザインまで学生が手がけており、とても本格的なものでした。私は、「現在行っている活動」というページを任され、作成に当たっては、ページに記載する情報を集めるところから行う必要がありました。作成した当時、私は委員会に入って半年程度しか経っておらず、現在の活動全てを把握しきれていない部分があり、まずは先輩に今までの活動に関して質問することからスタートしました。対面での活動が無かったため、オンライン上で制作を進めることに不安を抱いていましたが、精一杯の方法で情報収集を行い、無事に担当ページを完成させることが出来ました。特に、先輩との連絡ツールとして使用していたLINEでは、直接会話するよりも得られる情報量が乏しくなってしまいがちなので、先輩が何らかの情報を示してくれた際は積極的に興味を示し、深くその情報について教えてもらえるよう意識しました。また、オンラインミーティングでは色んな意見が出やすいように、自らが積極的に発言したり、和やかな雰囲気になるように心掛けていました。コロナ禍では何も出来ないのではと思っていた大学生活ですが、与えられた環境で自分の精一杯の力で課題に取り組んだ貴重な経験となりました。

「サガジョ盛り上げ隊」の3名に
インタビュー!

「サガジョ盛り上げ隊プロジェクトとは、相模女子大学の魅力を広く発信すること目的として様々な活動・企画を行っている、職学協働型プロジェクトです。

健康栄養学科 4年生 Kさん

Q1.活動を通じて身に付けたスキル、能力を教えてください。

楽しい雰囲気づくりをする力を身につけました。

Q2.上記であげたスキルにまつわるエピソードを教えてください。

現在、サガジョ盛り上げ隊プロジェクトは、他のプロジェクトと協同して活動に取り組んでいます。何かを取り組むにあたっては、いつものメンバーだけでなく、活動に関わる人全員で楽しく活動ができたら思っています。なぜなら、楽しく活動ができると、“より良いもの”を作ることができると感じているからです。そのため、私は単純な作業、例えば定期ミーティングにしても、いかに楽しく取り組めるかをミーティングの進行方法を考えたり、常に楽しい雰囲気づくりをすることを心がけています。
具体的には、下記の写真のように、カラフルな付箋やペン、大きな模造紙を用意し、よりアイデアが出しやすいような空間づくりをする、学生同士の初対面でのミーティングの際には、始める前に親睦を深めるレクリエーションを入れて人と人の会話を自然に増やす、といったような取り組みを行ってきました。
このように、人と人が接する機会を大切にして、楽しい雰囲気づくりを心がけ、より良いものを作れるようにプロジェクトを導いていきたいと思っています。

Q3.活動に参加して良かったと感じたエピソードを教えてください。

活動に参加して良かったことは、人に頼ることができるようになったことです。
私は、人にお願いをすることや、頼ることが苦手でした。その結果、自分の作業を増やし、一人で悩み、プロジェクト全体の進行を遅らせてしまうことがありました。しかし、自分一人ではどうしようもできないと感じ、徐々に人に頼ることを試みていくようになると、円滑に物事を進めることができるようになりました。そこで私は、自分一人で悩んで活動が停滞してしまうなら、すぐにメンバーや職員さんに相談して活動を進めた方が、効率的なだけでなく、人に迷惑をかけないことに気がつきました。そこから、「一人で頭を抱えるなら、すぐ相談!」という思考を意識しています。現在は、その考え方のおかげで人に頼ることが以前よりも気楽にできるようになりました。
また、お願いを含めて意見交換することより、メンバー1人ひとりの考えを聞くことができます。それに加え、様々なアイデアを集めることができ、自分一人で考え込んでいたときよりも何倍も面白いものができると感じました。
このプロジェクトでは、人とのコミュニケーションの大切さや、協同していく楽しさを感じることができたと思います。

人間心理学科 4年生 Oさん

Q1.活動を通じて身に付けたスキル、能力を教えてください。

発信力コミュニケーション能力を身につけました。

Q2.上記であげたスキルにまつわるエピソードを教えてください。

もともと自分から発言したり、積極的に話し合いに参加したりすることが得意だったわけではなかったため、活動を通して発信力やコミュニケーション能力を身に着けたいと考えていました。入ってからは意見交換のための話し合いが何度も開催され、その話し合いの場にいる人数も少人数であったため、発言しやすい環境でした。さらに、必ず1人ひとりが意見を言える場であるため、自分から手を挙げない時でも話を振ってもらい十分に発言することが出来ました。アイデア出しを行う場面では、人の意見を聴くことで、自分だけでは思いつかなかったアイデアを思いつき、それを否定せずに受け入れてくれる環境であったため、以前よりも積極的に発言を行えるようになったと感じています。もちろん、参加しただけでコミュニケーション能力等がついたわけではなく、成長のために自発的な発言を意識的にしようとしていた部分もありましたが、この経験があったからこそ成長できたと今では感じています。

Q3.活動に参加して良かったと感じたエピソードを教えてください。

「サガジョ盛り上げ隊プロジェクト」では、ミーティング等で同年代のメンバーや社会人の方々とお話しする機会が多くあったため、就職活動の役に立ったと思います。
就職活動では、自分と年齢の離れた社会人とのコミュニケーション能力が必須となります。しかし、私はサガジョ盛り上げ隊プロジェクトに参加するまでは、社会人の方とお話しする機会はほとんどありませんでした。そのため、就職活動前にこの機会があったことは自分の成長に大きく影響したと感じています。実際に面接でこのプロジェクトについて聞かれ、評価に繋がった場面もあったのではないかと思います。
また、私自身コロナ禍で人とのつながりが薄くなったと感じていましたが、プロジェクトではオンライン上でも活動を続けることが出来ています。それにより、制限された生活の中でも充実した日々を過ごせているため、参加して良かったと思っています。

健康栄養学科 4年生 Aさん

Q1.活動を通じて身に付けたスキル、能力を教えてください。

チャレンジ精神を身につけました。

Q2.上記であげたスキルにまつわるエピソードを教えてください。

チャレンジ精神が身に付いたと思った理由は、この活動に参加して得たものが多いと感じているからです。大学2年生の時に新型コロナウイルス感染症が流行してしまい、自分の思い描いていた大学生活ではなくなってしまったと落胆していました。その時に、このプロジェクトの機会を頂き、緊張・不安もありましたがチャレンジしてみないと何も始まらないと思い参加を決意しました。プロジェクト活動では、Zoomなどを使用して会議や交流会をし、メンバーと話し合いを通じて多岐にわたる活動や他学部・多学科の方との交流・つながりを得ることが出来ました。チャレンジをしたことで、コロナ禍でも新しい縦と横のつながりを得て、学科以外のもう一つの自分の居場所を作ることが出来たと思います。

Q3.活動に参加して良かったと感じたエピソードを教えてください。

参加して良かったことは、沢山の方と交流できる機会が増えたことと、プロジェクトのメンバーと協力して活動した成果を大学に還元できる可能性があることです。現在、メディア情報学科のゼミナールの学生さんと協力して「サガジョ歴史マッププロジェクト」を行っています。相模女子大学創立125周年に向けて大学の良さを再発見できるプロジェクトに参加できるのはとても光栄なことだと感じています。メディア情報学科の学生さんや他のプロジェクトの方と協力して活動しているので、様々な学科の方と交流できる機会があることが嬉しいです。また、大学をもっと活性化したいという自分の意見やメンバーと協力して考えた案を、この活動を通して実行できる可能性があることも、とても魅力的だなと感じています。