【丸山千枚田魅力発信プロジェクト】三重県熊野市 丸山千枚田「田植えの集い」に参加しました

私たち「丸山千枚田魅力発信プロジェクト」は、熊野市に広がる棚田・丸山千枚田をはじめとする地域の魅力を広く発信する活動を行っています。

このたび、2025年5月16日(金)〜5月18日(日)の3日間にわたり、三重県熊野市を訪問しました。参加者は、当プロジェクトの学生メンバー4名、大学生5名、併設の高等部生11名の計20名でした。

5月17日(土)には、丸山千枚田で開催された「田植えの集い」に参加しました。あいにくの雨模様で、苗を植える目印の線が見えづらくなるなど、天候による困難もありましたが、参加者は集中して作業に取り組み、わからない点は積極的に質問しながら進めました。作業中には学生同士の会話も弾み、交流を深める貴重な機会となりました。

午後からは、熊野市内の観光地である鬼ヶ城・花窟(はなのいわや)神社・獅子岩を訪れました。鬼ヶ城では名物の「新姫ソフトクリーム」を楽しみ、お土産を購入するなど、思い思いの時間を過ごしました。花窟神社では、社殿を持たず、巨大な岩そのものが御神体であるという独特の風景に圧倒されました。獅子岩では、海と空、周囲の自然に囲まれた岩がまるで本物の獅子のように見え、その神秘的な景観に心を打たれました。

宿泊先の「瀞流荘」では、熊野市役所の方をお迎えし、地域課題について学ぶ勉強会を実施しました。収穫時期の違いや価格設定、販売地域の特性など、農産物の流通に関する現状や課題について貴重なお話を伺うことができました。

翌5月18日(日)は、伊勢方面へ足を延ばし、伊勢神宮を参拝しました。好天に恵まれ、心地よい陽気の中での参拝となりました。外宮・内宮を順に訪れ、広大な境内に点在する社殿の数々に神聖な空気を感じながら、歴史と伝統に触れるひとときとなりました。参拝後はおかげ横丁を散策し、伊勢うどんやレモネードなど地元の味を楽しみました。

帰りのバスでは、活動の成果を振り返るとともに、3日間の思い出を語り合いながら、和やかな雰囲気のうちに活動を締めくくることができました。

今回の体験を通じて、丸山千枚田や熊野市の魅力、そして本プロジェクトに対して関心を深めていただければ幸いです。今後の活動においても、この経験から得た学びや気づきを活かし、さらに魅力的な情報発信に努めてまいります。

★「丸山千枚田魅力発信プロジェクト」Instagram→【@swu_senmaida】

 

〈問い合わせ先〉
夢をかなえるセンター 連携教育推進課
renkei@mail2.sagami-wu.ac.jp